個人邸様 改修の一貫で、ウィンドウトリートメントのコーディネートをご依頼いただきました!

テーマは「大正浪漫・文明開化」。
計画は御提案から完成まで、あしかけ3年。
生地の選定~縫製まで、特注制作で細かくお打合せした特別なカーテンが完成しました。
お客様ご夫妻はアパレル系の会社経営者様で、全国の重要文化財の洋館を見て回り、写真を撮り溜め、数年をかけてどのようなウィンドウトリートメントがよいかご検討を楽しまれていたとのことでした。

上飾りとカーテンを同じサーモン・ベージュなベルベット生地にしています。シアーには、同系色の細い縦糸が、アクセントに入っています。
特に、上飾りの垂れ方からテールの形状は沢山のスタディを重ね、繊細な縫製に拘りました。縫製工場のお針子さんとも打合せを重ねました。最古参のお針子さん(すでに定年済) に往年の正統派の縫製方法を学んだりもしました。

生地選定やスタイル、細やかな装飾や縫製のミリ単位の検討等、たくさんの拘りをご一緒に帆走させていただきました!
写真ではわかりにくいのですが、ベースの壁は内装改修の一貫で、壁紙からLIXILのエコカラット(タイル)に更新済。
既存のエミール・ガレのシャンデリアや、ルノワールの絵画たちと相まって 空間が華やいでいます。他にも和室、洋室(3室)をご依頼いただきました。とても楽しかったです!
CL:個人様
D: トアス株式会社(FF&E設計、FF&E調達代行)
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