一般社団法人 照明学会が発行する「照明コンサルタント」資格を更新させて頂きました。
初めて取得したのは2015年頃で、4年に一度 更新しています。昨年、更新を失念してしまい、今年救済措置・試験で資格を復旧していただきました。
ほっとしたのと、嬉しいです。
内装デザインにおける照明の役割は大きいです。
同じ形状や素材の空間でも、照明計画の違いでその印象は大きく異なります。
これからも、お客さま皆様の行動や嗜好に沿った空間計画・内装デザインの一貫として照明設計やコンサルタント提案をさせて頂きたいと思います。
1次試験であるレポート課題では、なんと100点を頂きました!
(自身の本試験では初めての100点でした!)
更新試験では「照明コンサルタントとして、 AIやIoT技術をどのように活用したいか」問われました。主に高齢化社会や0次予防の観点から、以下のような点に 触れました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Internet of Things (以下IoT) 照明は遠隔操作やデータ収集が可能な照明であり、高齢化社会における見守りシステムや、災害対策の一助に期待が寄せられています。また、AI技術によりIoT照明を個人の行動履歴や嗜好、環境、ライフステージに合わせてカスタマイズが可能です。IoT照明とAI技術を導入することは、高齢者住宅、特に独居高齢者の見守りや疾病がある自宅療養者の生活サポートに有効と考えています。
CoVid-19の緊急事態宣言中のように伝染病が流布する環境下や災害時にも機能が維持されやすいという利点もあります。IoT照明は地域毎のその日の天気に応じた室内照度を確保することが可能で、さらにAI技術によって、利用者のサーカディアンリズムを維持管理し、良好な睡眠や健康を保ちやすいです。また、個々の視覚に応じた照度を維持することで、高齢者の自宅での転倒リスクや認知症、うつ病などを低減する効果が考えられます。
病院での看護が必要とされている療養者も、IoT照明やAI技術を用いることで自宅生活の継続が期待されています。
IoTおよびIoE(Internet of Everything)環境整備の整備によって多くの人の住空間・照明環境がさらによいものになるよう、空間計画や可能な研究調査分析も継続していきたいと考えております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
#照明コンサルタント #インテリアデザイン #インテリアデザイナー #ToAs
#トアス株式会社 #トアス #ライティングデザイン #ライティングコンサルタント
Comments