今年も母校である千葉大学医学部新棟解剖実習エリアに収めさせて頂きました。
昨年絵画を納品させて頂きました。今年は追加となる、銘板設置でした。
Mondino de Luzzi“The Restorer of Anatomy”
Ernest Board氏によって製作された油絵(複製画)です。
13世紀の解剖風景だといわれています。
当時はまだ医師が遺体を解剖する習慣がなく、中央で実技を行っているのは理容師で周辺でれを医師が見学しているのでは、と言われているそうです。(御献体はまだ当時、罪人等が主だったそうです)
The anatomy lesson of Dr Nicolaes Tulp. 1632
Rembrandt Harmenszoon van Rijn (17th century)
こちらの絵画では、右下に暗く教科書がうつっています。目の前の御献体に目をくれず、
教科書ばかりを見ている医師の卵たちが、専門の先生方には突っ込みどころ満載な、昔の医学生への教育風景なのだそうです。
このような絵画の銘板をいろいろ。
バイオハザード&ウェットゾーンの大切な教育資料。環境条件はかなり厳しいものの、お医者さんや学生の心に残る大切な大切な一枚かもしれない。試行錯誤の足掛け1年でした。
母校への納品。エントランスのヒポクラティス像にも襟を正されました。
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